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一年が巡るぶんの辛抱

ここでいう動物は、よく知られている干支ではありません。干支は生まれ年の地支で、この動物は生まれた日の地支——命式で日支と呼ぶ位置です。以下はすべてその位置の話です。

私たちは急ぎませんね。周りが速さの話をしているとき、こちらには方向さえあればいい。
飾らずに言う牛
四柱推命における牛

終わらせる人です。ほかの人には勢いが要りますが、あなたには方向さえあれば足ります。熱がすっかり冷めたあとも、同じ方向へ歩いています。ただ、下ろしてよかった地点をとうに過ぎても、荷を負ったままです。

この字の基本
司る時間
01時〜03時
司る月
1月5日〜2月4日
晩冬
五行
陰土
陽は外へ伸び、陰は内へ収める
巡りの位置
十二のうち2番目
日支としてのこの動物

丑(うし)は持久と埋もれた力の日支です。動かしにくく、止めるのはもっと難しい。

命式でこの動物はどんな人か

丑が受け持つのは、冬の最後の月です。地面はまだ凍っていて、できることといえば、誰の目にも映らない支度だけの時期です。だから丑の日支は、いちばん文字どおりの持久と読みます。拍手も、追い風も、春が来る証拠も無しに続ける力です。丑の強い命式は、何年も掛かる仕事、土地や物を扱う仕事、初年より十年目が効いてくる仕事で値が出ます。

口に出す量より、背負っている量のほうがずっと多い人です。丑の土が、水と金を下に隠しているからです。感情も決意も、平静な顔の下に埋まっています。難しいのは下ろすことです。もう自分のものではなくなった荷まで、そのまま担いで歩きます。辞めますと言うべき場面でもうひと季節こらえ、そのひと季節が、しばしば何年かに化けます。

ほかの動物との関係
  • 支合する相手

    牛と鼠は、支合(六合)をなします。二つの地支が持ちうる、いちばん近い関係です。二人の日支がこの組なら、結びとして読みます。たやすく落ちて、抜け出しにくい組です。

  • 冲する相手

    羊は、十二支で牛と正面から向かい合います。古典に言う冲です。合わないという意味ではありません。出会ったが最後、どちらも元いた場所に留まれない組、という意味です。

  • 三合する相手

    蛇と鶏とともに、牛は三合をなして金のほうへ引きます。三つ揃ったとき、いちばんよく変わる地支です。

自分の日支を聞いたことのある人はほとんどいません。生年月日と、一分あれば分かります。

四柱推命は出来事を予言するものではなく、解釈する伝統です。助言としてではなく、一度考えてみる価値のある記述として読んでください。