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考えるかわりに踏み出す足

ここでいう動物は、よく知られている干支ではありません。干支は生まれ年の地支で、この動物は生まれた日の地支——命式で日支と呼ぶ位置です。以下はすべてその位置の話です。

私たちは、座って考えるたちではありませんね。歩けば解けることを、もう知っている。
言う前に動いている馬
四柱推命における馬

動きながら考える人です。問題を抱えて座っていると煮詰まり、外へ出ると解けます。温かく、まっすぐで、囲いには収まりません。ただ、悪くなったからではなく、目新しさが切れたというだけで、良い場所を離れることがあります。

この字の基本
司る時間
11時〜13時
司る月
6月5日〜7月7日
真夏
五行
陽火
陽は外へ伸び、陰は内へ収める
巡りの位置
十二のうち7番目
日支としてのこの動物

午(うま)は推進と独立の日支です。一年の頂点、いちばん明るい位置です。

命式でこの動物はどんな人か

午が負っているのは真夏、陽のいちばん高い位置です。午の日支は、露わさと動きで読みます。動きながら考え、人の目に映ることで説得する性分です。十二支でいちばん公けの字で、人前に立つ仕事、売る仕事、人を集める仕事——つまり勢いそのものが論拠になる場面に強い。

問題は、正午を過ぎてからです。午の火は、土ともう一つの火を抱えています。明るさが明るさを養う、ということです。だから馬は、まだ稼いでいない燃料まで先に燃やします。体力の話ではありません。体力はあります。続かないのは、目新しさの切れた場所に留まろうという気持ちのほうです。

ほかの動物との関係
  • 支合する相手

    馬と羊は、支合(六合)をなします。二つの地支が持ちうる、いちばん近い関係です。二人の日支がこの組なら、結びとして読みます。たやすく落ちて、抜け出しにくい組です。

  • 冲する相手

    鼠は、十二支で馬と正面から向かい合います。古典に言う冲です。合わないという意味ではありません。出会ったが最後、どちらも元いた場所に留まれない組、という意味です。

  • 三合する相手

    虎と犬とともに、馬は三合をなして火のほうへ引きます。三つ揃ったとき、いちばんよく変わる地支です。

自分の日支を聞いたことのある人はほとんどいません。生年月日と、一分あれば分かります。

四柱推命は出来事を予言するものではなく、解釈する伝統です。助言としてではなく、一度考えてみる価値のある記述として読んでください。